ホンダの行く道(日経産業新聞1面より)

本日の日経産業新聞の1面のコラムに、ホンダが国内二輪車市場の拡大に向ける奇策について書かれていました。原宿のキャットストリートと呼ばれる遊歩道にH-FREEというショップがあるそうです。HPを見てみるとわかりますが(http://h-free.jp/)、ホンダであるにもかかわらずメインはファッション雑貨の店だそうです。しかしここは正真正銘「本田技術研究所の店」なのです。「バイクをファッションの一部と考える若者の気持ちになって開発に取り組む」為にこのような店を開いたそうです。モノを作ると言う事は当然モノを買ってくれる人がいてこその行為。しかし仕事をする事に慣れてくるとどうしてもそのこと(お客さんが満足してくれる事)を忘れてしまい、自分達が安く作る為には?自分達が効率よく作る為には?自分たちの利益を上げる為には?と考えがちです。このお店の店員さん(45歳の主任研究員の方)は13キロのダイエットをし、ピアスもつけてお客さんと接しているそうです。お客さんを知ることを真剣に考えた仕事は、きっと”質の高い結果”に結びつく事でしょう。http://ss.nikkei.co.jp/ss/