沿志奏逢 / Bank Band

先週親友が結婚したのですが、その時彼と彼女の歩みを映像で流した時に流れていた曲がBank Bandの「糸」です。松嶋奈々子のCM(http://cam.sumitomolife.co.jp/nanako-main/cm.html)でも流れている曲です。人と人が出逢う不思議さや喜びを、そして人と人が支えあう暖かさ、そして人と人が生きていく喜びをゆっくりとした曲調で歌い上げるこの曲。10年以上も付き合っている親友の歩みを知っているだけに、その詩と曲と見事に融合された映像が心の奥まで刻み込まれました。私にとってこの曲は今後一生彼らを思い出させる、”彼らの曲”となるでしょう。
それ以外にもこのアルバムには過去の名曲がたっぷり入っています(「糸」は中島みゆきの曲です)。しかも、きちんと櫻井和寿など、演奏する彼らの世界も盛り込まれた編曲が、単なるカバーアルバムにしていません。実はこのアルバム、リンク先には11曲しか書いていませんが、実は12曲目が存在します。それは「僕と彼女の週末に/浜田省吾」です。これは地球の環境破壊を裏テーマにした壮大なラブソングで、多くの人に聞いて欲しい曲です。この曲をあえて表記しなかったBank Bandの伝えたい気持ちは一度聞いてみればわかるでしょう。アルバム通してゆっくりとして地味な印象ですが、伝わる想いは深いものがあります。
6/5-18's song   糸/Bank Band
沿志奏逢

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