中国の「MADE IN JAPAN」 (1/2) - ITmedia PC USER

他の国の人と話をしたり、他の国の人から見た日本を知ったりすると、いかに自分が”普通”と思っていることが”普通でない”かがわかります。これに気づくかどうかは非常に大きく、お互いが”普通”だと思って明言しなかった事が問題の大きな原因だったりするから怖いものです。今の中国も正直わからない所がたくさんあります。(少なくとも私には。)直接行って話してみるのが一番近道ですが、そうも簡単に行ける訳ではないので、こんな記事のちょっとした記述が貴重な情報源になったりします。私が気になったのは「コンテンツにリアリティを求めぬ中国人」と言う点です。日本人はサザエさんちびまる子ちゃんの世界が自分の住んでいる世界とそっくりな事に共感を覚え、それが楽しみに繋がっていますが、中国人は、中国の実社会とはあまりにもかけ離れた綺麗すぎる欧米的世界が舞台をしているドラマに全く違和感を覚えず、それに楽しみを得たりするようです。これがいわゆる”普通”の差です。これを「何故だろう」と理解するのは容易い事ではないかもしれませんが、このような差を理解して、相手を知ろうしたり、相手と協力して何かを作り出そうとする事が、他人と仕事をしたり生活をしたりする上で一番重要なことではないでしょうか。

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