THE 有頂天ホテル
今年の正月には待望のドラマの続編が一気に3本も放送されました。その名は「古畑任三郎」。しかもゲストが石坂浩二、藤原竜也、イチロー、松嶋菜々子と相当のビッグゲスト。イチローに限って言えばフィクションの世界のイチローを演じると言う、古畑の歴史の中でSMAPに続く2回目の設定であり、その楽しみは倍増していました。もちろん既に3話一気に見ました。期待に応える出来で、久々に“考えながら、笑いながら、そして最後のスタッフロールでの独特の余韻まで楽しむ”事ができました。
その脚本家である三谷幸樹の監督兼脚本の映画「THE 有頂天ホテル」を観て来ました。役所広司と松たかこをメインとしながらも登場人物全てが主人公と言う売りのこの映画、それは三谷幸樹の他の作品にも言える事ですが、その登場人物の多さはチケットに載っている名前だけでも“23”。このたくさんのドラマをどう料理するかが見ものでしたが、それは料理で言えばまさにおせち料理のようで、「それぞれの料理がそれぞれの強烈な個性を強調しながらも、“大晦日のホテル”というひとつの器の中に必ず欠かせないアイテムとして溢れそうなほどギュウギュウ詰めに収まっており、家族みんなで笑いながら味わう作品」でした。また、「おせち料理であるが故、一つ一つの料理をもっと味わいたかった」とも感じました。まさに年末年始に見るのが一番の肩の力を抜いて楽しめる作品です。ちなみに私のツボは西田敏行とYOUでしたね。
1/21-1/29's song : 粉雪 / レミオロメン （今日はまさに粉雪がたっぷりと。。。）
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