「学び」をゲームに──「シリアスゲーム」市場開拓へスクエニと学研が提携 - ITmedia NEWS

学習にゲームを取り入れようという動きはわりと昔からありました。それこそTVゲームの元祖、ファミコンで既に「ポパイの英語遊び」や「松本亨の株式必勝学」のように割りと広いジャンルに渡って発売されていました。最近ではDSの「脳を鍛える」シリーズや「えいご漬け」に始まり、PSPではhttp://www.kokuyo.co.jp/rdi/biz-taiken/という斬新なテーマのゲームがあります。
ゲーム化することのメリットは「楽しんで学ぶ事で学習効率をあげる事」ですが、これがなかなか難しく、ただ単純にクイズにしたものや、一本筋のアドベンチャーゲームに終わってしまうものも少なくありません。結果、勉強ゲーム=面白くない→学習効率が上がらない、という悪循環に陥ってしまっているものがあったことも事実です。
そのイメージを打ち破ったのが先ほども取り上げた「脳を鍛える」シリーズ。ゲームそのものが「面白い」事を製作者がきっちり守り、専門学者にその効果を実証させる事で、「楽しくてかつためになる」という本当の意味でゲームで勉強をする意味のあるものをつくりあげました。
ゲームの将来を明るいものにするためにもこの動きは止めないで欲しいと思っていた矢先、FFとDQのスクウェア・エニックス学習研究社が教育・研修用のゲーム「シリアスゲーム」の開発・販売で提携したと発表しました。スクウェア・エニックスはゲーム業界のTOPを走るメーカーですからこれは期待できるのではないでしょうか。個人的には3日坊主に絶対にならない英語教材をぜひ販売してもらいたいです。
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