http://outrun2006.com/en/index.html(注:音が出ます)

実は今週耳の調子が良くなく、iPodを自粛してるのです。毎日の通勤に音楽が無く、気分の切り替えが出来ず困っています。そんなときに限ってブルーになる事があったりするから困り者。その日は寝るまでそのブルーは続いてしまいました。そんなときこそ「It's My Life」を聞いてすぐにでも立ち直りたいんですけどね。皆さんも耳は大事にしてください。
そういうこともあって今週は音楽の紹介はお休みし、金曜に紹介した海外でのみ発売されているPSPソフト「OutRun2006: Coast 2 Coast」を紹介します。
その前に。
このソフトを入手した事がどれだけ嬉しい事が若王に話した時にショッキングな一言を言われたのです。「あうとらんって何ですか??」と。ゲームでジェネレーションギャップを感じたのはこれが初めてですよ。確かに若王は「自分は任天堂寄りでしたし・・・」とフォロー?をしてましたが、それでもアウトランは誰でも知ってるクラシックなタイトルだと思っていました。と言うことではてなでも自動リンクが張られていますが、Wikipediaでの解説は下記の通りです。簡単に言うと赤いテスタロッサに彼女を乗せて“ドライブ”するセガの代表的な体感ゲームです。単なるレースではない所が最大の特徴で、スタートする前にラジオで音楽を選曲するシーンが印象的でした。
アウトラン - Wikipedia
このアウトラン、1986年にアーケードに登場し、派生的な続編(アウトランナーズは名作)はあっても、純正続編の「アウトラン2」は2003年にやっと登場しました。この時から家庭用ゲーム派の私としては移植を待ちに待ったのですが、私が持っていないXBOX以外ではいつまで経っても移植される事はありませんでした。
そしてもうその欲求さえも忘れていた先日、ふとしたきっかけで海外でこの「OutRun2006: Coast 2 Coast」がXBOXだけでなく、PS2PSPで発売されている事を知ったのです!PSPならリージョンが存在しないので日本でもできると言う事なのです。その時からもうこのソフトが欲しくて欲しくてうずうずしてました。もちろんすぐにネット通販で手に入れ、クリックした2日後に待望の「アウトラン2」を自分の手元で遊ぶ事ができたのです。
ちょっと落ち着いて。
これまで書いて来た事はあくまで「どれだけ嬉しいか」であって、「レビュー」ではありませんね。。大事なレビューをしましょう。
オフィシャルHPのPSP版のスクリーンショットを見ると、その荒い画質に不安を感じざるを得ないのですが実際はその荒さを感じる事はありません。おそらく開発中のものか、止め絵だから感じるものだと思います。またPS2XBOXという明らかに上位スペックのものと比較している事も理由でしょう。画質は決して問題はありません。むしろ様々な国の様々な特徴をうまく表現したグラフィックが“ドライブ”を楽しいものとしています。ゲーム難易度も難しすぎず易しすぎずのレベルで思わず「もう一回!」とスタートボタンを押してしまうでしょう。Optionで5段階のレベル設定ができ、VeryEasyも存在しますので初心者も安心です。そしてアウトラン伝統のピラミット方式のコースだけではなく、いくつかの短いミッション(例えばドリフトの良さを競ったり、例えば隣に乗せた彼女のリクエストに答えた走りをしたり)をクリアするモードがあったり、ポイントを集めて車やコース、音楽を買うことが出来るので、長く遊ぶ事ができます。そして一番大事な事はとにかく走っていて「気持ちよい」のです。まさにストレスを解消するためにするゲームです。
気になる点をひとつ上げるとすればスピード感がかなりあるので若干「レース感」が強く感じる所でしょうか。マニアックに言えば「スカッドレース」感が少しあるのです。アウトランはあくまで「ドライブ」ゲームなので、もう少しスピード感を落としても良かった気もします。
でも総合的には満点を上げてもいい出来です。なんとインターネット対戦モードもあるのでいつか試してみたいと思います。
(ちなみにこのレビューの為のプレイ時間は2日間のみであることをご了承ください。)
5/28-6/4's song :PASSING BREEZE
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