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今年の年末商戦には確実に話題の中心になっているであろう、次世代ゲーム機。次世代HDMIBlu-Ray、HDなど、最先端技術を前面に押し出してその価格に見あう程の価値があるとアピールしているPS3に対して、昔のゲームが遊べます、とか、朝起きてゲームを立ち上げると新しいアイテムが入手できます、とか、リモコンでゲームができます、などといった、具体的な技術名ではなく「新しい遊び方」といった表現でアピールしているWiiはあたかも次世代機ではなく、現行機に毛が生えただけのものと捕らえてしまいがちですが、それは大きな間違いです。企業秘密にするような新しい技術がWiiにはきちんと搭載されているのです。
その一つが「3次元のモーションセンサー」。この技術があるからこそ、ユーザーは剣を振り回したりする動作をリモコンを使って体感できるのです。そしてこのモーションセンサーがどのような形状で、どのような論理で、どのように量産されているのかがわかりやすく説明されているのが本日の記事です。驚くべき事は「チップ内部に可動部分が存在しており、その時の電気的な特性の変化を見ることによって、どの方向からどのような加速度がかかっているのかを検知する」という点です。きっと自由に乱暴に振り回されることになるであろうWiiのリモコンの中には非常にセンシティブな部分が存在するという事は、製造側としては相当の品質維持が必要になる事でしょう。
この技術自体はSTマイクロエレクトロニクス社が開発したもののようですが、こういった新しく面白い技術はCEATECなどの技術展示会の部品メーカーに行くとより早く知ったり体感したりする事ができます。アルプス電気もいろいろな入力デバイスを毎回展示しています。次回のCEATECでは大手メーカーだけではなく、こういった部品メーカーのブースも注目してみてください。想像以上のアイデアがそこには詰まっていますよ。

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