宮 ~Love in Palace BOX 1 [日本語字幕入り] [DVD] / 出演: ユン・ウネ, チュ・ジフン

先日までテレビ東京で放送されていたこの「宮〜Love in Palace〜」。韓国でも2006年1月に放送されたばかりということもあり、映像もきれいで、ドラマのつくりとしても映画に近い高級感を感じさせる今ドキのドラマです。
ストーリーは「もしも現代の韓国にも王室が続いていたら?」という設定のもと、普通のとぼけた女子高生チェギョン(ユン・ウネ)が、ひょんなことがきっかけで王室に嫁ぐ事になるんですが、その普通ではない王室の生活やしきたりに戸惑い、極端にクールで考えている事がわからない皇太子シンの態度に戸惑い、シンの元カノで才色兼備なヒョリンの行動に揺さぶられ、シンとは対照的に優しいユル(john-Hoon)にいつも助けられつつも変化するユルの気持ちにやはり戸惑い、果たしてチェギョンはこのあまりに変わってしまった環境に最後まで耐えることができるのでしょうか?といったところです。
このドラマの売りとして「韓国ドラマ史上稀にみる約60億ウォンの超豪華セットとチェギョンの衣装」はその筋が好きな方はたまらないと思います。そこにはあまり興味がない私でも、韓国にもしまだこのセットが残っていたら見て見たいと思いましたから。
ただ個人的にはとにかくチェギョンの明るさに完全に惹かれてしまいました。それはシンへの純粋な思いから来るかわいらしい行動や、家族や友達と過ごすときの完全に心を許して楽しむ姿などとにかくイイんです。その分中盤に見せる悲しい表情や卑屈になった行動に、超お気に入りなのにも関わらず"頭にきて"しまったくらいです。
最初に言ったとおり、映画を意識したつくりになっている事でわかりやすい説明シーンがあまりないこととと“海外のイマドキの高校生の会話”が単純に意味がわからないことが原因で、最初の5話くらいまではなかなかついていけなかったのですが、後半に進むにつれて面白くなっていきます。24話がだるく感じなかった韓国ドラマは初めてかもしれません。
歴史モノのような、超現代モノのような不思議な魅力のあるこのドラマ。映画好きな方にこそ薦めたい超お気に入りのドラマです。
:: 宮 -クン- ::
2/18-2/24's song : Perhaps Love / J & HowL
★☆★おたよりはコチラ★☆★

><