「アップルを意識しすぎず冷静に」吉岡オーディオ事業本部長が語る「ウォークマン再生」

長い一週間がなんとか終わろうとしています。今週は仕事もプライベートも用事がびっちり詰まっており、久々にお疲れの金曜日です。土日はのんびり、と言いたい所ですがまだまだ用事は続くので来週はどっかで休みでも取れれば、と企んでいる所ですがそううまくいく事やら。。まあとにかく週末は楽しみます。
少し前にここOLSでも紹介したソニーの新ウォークマン「NW-A800シリーズ」。どうも売れているようで、ソニーの市場シェアは20%から30%まで上昇しており、購入者の評判も上々なようです。このウォークマン事業の責任者の方のインタビューからもなにか今までと違う風を感じ、さらにこの機種、というより“ウォークマン”という昔から好きだったブランドについて改めて愛着が沸いてきそうになりました。

「冷静になって、基本に帰ること」

まだ多少揺れている感はありますが、確かにこの事はノイズキャンセルイヤホンを内蔵させた前機種「NW-S706F」を発表した時からこの流れは感じます。あまりに音楽を外で聞くことが当たり前になってしまい、メディアは変われど山ほどの種類の携帯音楽プレイヤーがでてしまい、いつのまにか音楽よりファッション性や携帯性が前面に出てきて、大事なものを置いてきてしまったことを気づかされた気がします。

「音楽というところで見ると、やはり『音質を大事にする』ということですよね。これはやはり、匠の世界。長年手がけている人でないとできない。一旦忘れてしまうと、とたんにブランドの力がなくなってしまいます」

ノイズキャンセルイヤホンを使い始めていかに自分がいろんな音を聞き逃しているか実感しています、最近。あれ?こんな音入ってたっけ?って本当に感じるのです。iPodでさえそう感じるのですから、この音質にこだわったウォークマンで聞いたら今までの時間を後悔してしまうかもしれません。
この記事の終わりはこんな言葉でまとめています。

結局、技術に魔法などないのだ。

いくら失敗しても、いくらちょっと道を間違えたとしても、最終的に目指すものを忘れないで少しづつでも前に進めばその結果はいつか帰ってくる、と私は信じます。

    • 30日追記--

触ってきました!ちょっと想像以上に小さくて薄くてビックリしました。音質については店がざわざわしていたり、ヘッドホンが別売りのものだったりして正当な評価が出来ないです。映像もiPodレベルできれいでした。ただ歌詞表示機能が(たぶんですが)無さそうだったのが残念でしたね。コレを重要視する人は少ないのかもしれませんがインタビューで「英語の学習」と言う言葉が出てくるので、こういうかゆい所に手が届くつくりが欲しかったです。でもトータル的には実際触ってみて物欲は上がりました。
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