山口真弘の電子辞書最前線 第12回 セイコーインスツル「DB-J990」 電子辞書機能を持ったeブック端末

ブログを始めた当初からたびたび紹介している「電子辞書」。3年前にはそれほどメジャーなアイテムではなかった気がするのですが、今は利用している人を結構見かけるようになり、その市場の拡大度が想像できます。韓国に出張でよく行く私の知り合いが韓国語も引ける電子辞書を購入し、出張から帰って来るとよく「いや〜、今回も大活躍だよ〜。」と自慢するので、それを聞くたびに韓国語対応電子辞書が欲しくなります。
あ、韓国語といえば最近見つけたポッドキャスト「チョアヨ!韓国」を忘れないように紹介しておきます。3年間韓国で暮らした日本人のアナウンサーが、韓国の生活情報などを取り混ぜながら超基本的な韓国語を紹介する番組で、とにかく文法とか気にしないで耳で覚えようというコンセプトであることからも非常に聞きやすい印象です。これから韓国語を覚えようと言う人にはぴったりの番組だと思います。
http://www.mbs1179.com/podcast/p0371/
話を「電子辞書」に戻して。。
今日の写真を見てください。パッと見は手帳サイズのPCにも見えませんか?これが今日紹介する「電子辞書」ですが、よくよく調べてみると機能がフルスペックの最高級電子辞書というよりも、ちょっと亜流の電子辞書のようで。。
発売するSIIはこれを「ネットワーク電子辞書」と名づけておりますが、「電子辞書付きデジタル電子ブック」という言い方の方が近い気がします。実際、搭載されている辞書系コンテンツは電子辞書としては少ない9冊で、逆に洋書が50冊も入っています。特徴のひとつとして、この洋書を内蔵されている辞書を使って調べながら読むことができ、これは個人的には惹かれるものがあります。
また、「eニュース」と言ういわゆる(音声ではありませんが配信される記事を定期的に受信できるという意味で)ポッドキャスト的な機能も面白そうです。これならばどうしてもアクティブに使う事がなかなかない電子辞書をもっと積極的に使う事につながり、高いお金を出した分働いてくれそうな気がします。
私のように“毎日使わないものにお金を出すのはもったいない”と思いがちな人にとっては意外とあっている機種かもしれません。。
ネットワーク電子辞書−セイコーインスツル株式会社
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