シンプル・イズ・ザ・ベスト――「チャリべえ」

ロボットと言えば様々なセンサーを利用し、それが外部の状況を判断してある動作をする、と言うのが良くあるパターンだと思います。その流れに反して作られたのが「チャリべえ」。千葉工業大学未来ロボット研究センターで公開された人間が乗れるハイブリッド型不整地移動ロボです。人間は、移動方向と速度を与えるで、あとは、チャリべえが自分で状態を判断して進み、整地に入ったら変型して車輪走行にもなるとの事。ではセンサーを使わず、どうやって不整地を歩くのか。それは、「脚をとにかくのばしてみて、どっかにぶつかったら、ああここに地面があるんだなと思う」人間的なシンプルな回路を利用しているのです。リンク先には動画もあります。確かに不安定ながらも人を乗せて確実に歩いています。目的は同じでも、技術は一つではなく、様々な発想から生まれるのですね。

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0505/18/news006.html

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