ドコモが驚いたLG電子の「スピード感」――SIMPURE L開発物語 (1/2) - ITmedia Mobile

企業にはそれぞれ独自のルールがあり、企業間でそのルールの違いによって食い違いがあることも実感している人は少なくないでしょう。これが海外の企業となると、国民性の違いと言えるくらい極端に食い違う事もあり、時に困ってしまう事もあります。
14日、韓国メーカーのLG電子製のドコモのケータイ「SIMPURE L」が発売されました。その開発秘話が、韓国側から見た日本の企業の特徴等交えて語られています。韓国メーカーとやり取りがある人にとっては特に興味深い内容ではないでしょうか。
「(韓国の人間には)『日本はマニュアル社会だよ』と話していた。ほかの国では“いいもの”さえ作れば資料を作らないですむところが、日本ではドキュメンテーションが求められる。その分、ごまかしが効かないところがある」
これはLG電子社の安常務の言葉ですが、これを「当たり前の話じゃないか」と片付けてしまったらきっとこの製品は出来上がらなかったでしょう。きっとお互いの企業がお互いの文化を尊重しあって落としどころを見つけながら作り上げたんだと思います。
究極的には国が同じでも、会社が同じでも、どんな状況でも他人と付き合っていれば大小ちがえど自分との考え方の違いはあるもの。身近で仲の良い人ならば自然と相手の気持ちや環境を踏まえた上で対応しているでしょうから、それと同じことをすればいいだけなんですよね。どうしてもうまくいかない話し合いになったら、まずは相手の中にある“自分が受け入れていないもの”を探すことが解決への糸口かもしれません。
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