お金をたくさん持っている人が幸せですか?

今日、シャイな後輩から「先週会社いなかったですよね?席に来たらいなかったんで。」と言われ「そうなんだよ、夏休みだったんだ。」と返したら「実はですね。。先週結婚したんですよ、俺。」「え!?マジ?おめでとう!いつの間に?」ってな事がありました。後輩は恥ずかしそうにしながらも幸せそうな表情で笑ってました。それを見た自分もなんか嬉しくなっちゃいました。
実はその時仕事が立て込んでいてチョットいっぱいいっぱいだったんですが、私のところへ来てくれたその後輩の話をちゃんと耳を傾けて聞いてみて本当によかったです。もし心に余裕が無い時だったら話をする前に「ご、ごめん!今忙しいんだ。なんか用事?」とつい言ってしまったかもしれません。気の知れた仲の場合なおさらそういうことをしがちです。こういうちょっとしたところで自分の今の心の状態が出たりします。たぶん休暇の効果がこんな所にも出ていたんでしょう。
経済学というと、なんとなく「人の幸せ」とか「コミュニケーション」とかよりも、「日経平均株価」とか「お金を増やす為には」とかそういったキーワードのイメージが強くないですか?でも「経済学のそもそもの目的は、満足や幸せについて追究することだったと思うんです」と考える人もいるようです。
今日のちょっとした出来事で私が何か金銭的に得をしたという事はありませんが、幸せを感じる事が出来た事は確かです。後輩の結婚と私の休暇に全く関係はありませんが、不思議なポジティブな流れがそこに存在した事は事実です。この流れ、仕事に追われて消えてしまわないよう、心の余裕を大事にしながら生活していきたいものです。
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