So Long Astoria

昨日今日と河口湖へ行ったみなさん、お疲れ様でした。1次会2次会と宴会は随分盛り上がりましたね。今日の朝会った方の中には「いつ寝たか覚えていない。。」と言う方もちらほら。。無事家に帰れたことを祈ります。。
さて、今日は青春ROCKのNo.1バンド"ATARIS"の「So Long, Astoria」('03)を紹介します。
私がこのバンドを知ったのは、これからレーベルが売り出す予定のコンピサンプルの中に入っていた一曲「Boys of Summer」です。マイナー系で始まりつつもサビでは疾走しまくりのこのポップチューン、最初はいつかどこかで聞いたことのあるような感じの単なる良い曲かと感じましたが何度も何度も聴くうちに耳から、頭から離れなくなってしまい、ついにはアルバムが気になって気になって仕方がなくなりました。
するとなんともアルバム全体がそんな、青年時代のせつなさと疾走感がごちゃまぜになった胸を熱くするナンバーばかりの名盤でした。わかるひとならアルバムの最初から走り出しているタイトルナンバー「So Long, Astoria」の、海に向かって全力で走り出すようなメロディと、その海に叫ぶように歌うボーカルの姿にイチコロにやられてしまうでしょう。
若さは止まる事を知りませんので、2曲目「Takeoffs and Landings」だって、3曲目「In This Daiary」だってガンガンに走り続け、きっと心地良いヘッドバンキングで自然とリズムを取り続けるでしょう。
それが4曲目の「My Reply」5曲目「Unopenen Letter to the World」では一転疾走感を保ちつつも、彼らの特徴的な哀愁のメロディを前面に出し、青春を思い出すような無きのサビを若干かすれたボーカルが叫び続ける世界観に思わず涙する事でしょう。
アルバム全体を通して、そんなせつなくも心躍る「青春」を緩急織り交ぜながら、優しくも激しく歌い続ける事でリスナーの胸にチクチクと刺し続けます。
夕日が見事に似合う、若い時もがんばってる時も年を取ってからもずっと聴き続けたいアルバムです。

10/29-11/4's song : Boys of Summer / ATARIS
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