細野真宏の世界一わかりやすい株の本

確か半年くらい前に図書館で予約した本が、その事実さえ忘れていた今、手の元にやってきました。その本の名は「細野真宏の世界一わかりやすい株の本」です。
何回か細野真宏氏の本は紹介したことはありますが、今回の本は更に輪をかけて読みやすいです。ページ数も117ページと1、2日でよみきれる量ですし、A4の雑誌サイズにすることでできるだけ細かい文を「読ませる」のではなく、見やすさを重視して文字間を広くし図もたくさん用いることで「聞かせる」ような構成にしている点がポイントです。
だからといって広く浅く「解説する」だけでなく、実際に起きた事象の株価チャートや新聞記事を利用して読者に「考えさせ」「実際に生かせる」つくりになっているので十分な満足度を得ることができます。
面白いのが株のきっかけづくりにCMや映画を紹介していることです。我々は株の専門家ではないので何から手をつけていいか分からないですし、その情報の早期の入手には限度があります。でもCMや映画なら非常に身近ですし、消費者として冷静な目でその対象物に将来性があるかどうか判断できると言うわけです。
そういった身近なものを例にあげて説明してくれるので非常に素直にその意味を理解できるのです。
会社帰りの電車の中、二日間だけこの本で株のことを知ってみませんか?
★☆★おたよりの書き方についてはコチラを参照に★☆★