コラム： 家電製品ミニレビュー任天堂「健康応援レシピ1000 DS献立全集」

ココでも何度かnintendoDSから発売される新しいタイプのソフトを紹介していますが、それらはnintendoDSというゲーム機から出るが故、なんらかのゲーム性を持っているのがほとんどです。でもこのソフトの名前は「健康応援レシピ1000 DS献立全集」。そうです。1000種類のレシピが収録されているいわば“資料集”なのです。ですから、これには本当にゲーム性は無い（と思われる）でしょうし、これを買う動機付けは「料理監修がオレンジページ」だけではちょっと足りず、でも3800円の価値があるであろう事を“前向きに”想像するのも難しく、未だに購入までには至っていませんでした。
そして今日、最近ここでも記事を紹介する事の多い“家電Watch”にて、やはりnintendoDSの料理系ソフト「しゃべる！DSお料理ナビ」では物足りない主婦の視点から書かれたレビューがあり、これが非常にこのソフトの良さが伝わる記事であり、このソフトが“画期的”なソフトであることを実感したので紹介します。
まず一つ目の特徴が「メモれる」ということです。どういうことかと言うと、ソフトに収められているレシピにそって料理を作った後「評価する」ことで気になったポイント、例えば「次回は砂糖を少なめでもいいかも」などといった事をメモに残しておく事ができるのです。いままでDS、というかゲーム機にそんな実用的な「メモ」を残しておくなんて事をしようと思ったことはありませんし、そんなソフトも私の記憶にはありません。
もう一つの特徴が「携帯代わりになる」ということです。これも記事に載っている例で説明すると、料理を計画している時や料理を作っている時に材料が足りないと思ったら、nintendoDSから旦那に「買い物メモメール」や「レシピ食材メール」などと言ったメールを送る事ができるのです。単にメール機能を搭載するのではなく、そのnintendoのメール機能を使った“便利なツール”として搭載されている事にこのソフトが通常のソフトとは違った視点で作られている事実を実感しました。
最初は単なるレシピ集と思ったこのソフト。実はnintendoDSの機能を十分把握し、それである意味をしっかりと考えられて作られたまさに“献立決定アシスタント”ソフトだったのです。
健康応援レシピ1000 ＤＳ献立全集
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