科学なニュースとニュースの科学:【第5回】難問奇問と天才奇人数学者 〜ポアンカレ予想の解決〜 - ITmedia NEWS

見出しにある「ポアンカレ予想」という意味、知ってますか?それは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面Sの3乗に同相である」という予想のようで、平たく言うと「どんな掛け方をされた輪ゴムも無理なくはずせるような、手の上に乗る1つの物体は、滑らかに球に変形できるはずである」という事のようです。
ん〜。。わかったようなわかんないような。
その「ポアンカレ予想」は1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレさんがたてた予想で、現在40歳のグリゴリー・ペレルマンというロシアの数学者が解いたそうなんです。その方はこれほどまでに偉大な事を成し遂げた人なのに、「自分の証明が正しければ賞は必要ない」と言う言葉を残して賞を辞退し、賞金をも辞退したとか。
ちょっと大げさかもしれませんが、この記事を読んで「仕事ってなんだろう?」とか「人生ってなんだろう?」と思いました。記事の中では彼を「変人天才数学者」という表現を使っていますが、本当にこの人が変人なのでしょうか?むしろ彼の方が正常というか純粋に生きているような気がしました。
自分の好きな事をお金とか名誉とか関係なく純粋にその興味をとことん追求して、自分の好きな母親と暮らす事ができている。多分彼は幸せを感じているだろうし、そう感じられる事が人生の中で一番大事な事のような気がします。
もちろん、あまりにきれいごとを言っていることは自分でもわかります。そうはいっても人に素晴らしいと思われるような仕事をしたいと思うだろうし、お金だってやっぱり欲しいと思うでしょう。ただ、一番根底にはこの人のように、仕事抜きで純粋に楽しいと思えることを持っていたいし、大切な人たちと幸せだと感じられる人生にしたいとささやかながらも強く思います。
って、ちょっとクサかったですかね。。
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