澳门金沙手机app_官方网站下载 / 出演: 阿部寛, 広末涼子

実はこの映画は全く見るつもりはなく、むしろその寒いタイトルに「この映画大丈夫??」と思ったくらいで。それがTV等でその宣伝を見るたびに気になってしまい、ついには公開当日に見に行ってしまいました。そのきっかけの一つに、最近はちょっと落ち着いてきた感のある広末が久々に明るそうな役をやっているように見えた事もちょっとそのきっかけでもあり。。
舞台はバブル崩壊後増えに増えた借金を抱える2007年の日本。この危機を救う為に財務省大臣官房経済政策課に勤める下川路功(阿部寛)はある秘策を考える。そのために必要な人材と選ばれたのが元カレのつくった借金返済に追われるフリーターの田中真弓広末涼子)。彼女に託されたその秘策とはなんとドラム式洗濯機型のタイムマシンに乗って1990年のバブル絶頂期の東京に行く事だった。。。
とにかく笑わせてくれましたよ、この映画。もちろん深い感動を与える映画も素晴らしいですし、人生を考えさせられる重くて深い映画も素晴らしいです。でもたまにはこんな単純に楽しめる軽い映画もあっていいですよね。よくよく考えると日本映画でココまでエンターテインメントに徹した映画は無いかもしれません。それこそ80年代からバブル時代にかけて多かった本当に楽しかった洋画ってこんな風にただ単純にストレートにおもしろかった気がします。
ちょっとくやしいのはこのバブル時代、私は静岡に住むそんなバブルとは無縁のふつうの高校生であり、映画の中に出てくるような体験をしていないという事です。それはバブルを味わいたかったというわけではなく(とはいってもこれだけバブリーな姿を見せられたらチョットは希望はありますが。。)、この映画ではバブル時代が非常に細かい所までこだわって作られているのがよくわかるので、その面白さを100%体感できるのはその当時に実際にバブルを味わった、もしくは実際目にしていた人だと思うからです。六本木にある森永LOVEとか全然知りませんから、私は。そういう意味でちょっとくやしいんです。
これから見る人はできるだけ情報は見ないで行った方がいいと思いますよ。この映画は“イイ意味で”バラエティみたいなものですから。いろんな場面に細かい仕掛けが隠されているので画面のすみからすみまで目をほじるようにしてみてください。
3/4-10's song : Eyes on you / 加藤ミリヤ
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