おんぶにだっこ / さくらももこ

OLSwing2007-04-16

今日はこの本を読みながら帰りました。今回の舞台は幼児時代。私はほとんどその時期の記憶が無いので本当にさくらももこはこの時期の記憶があるのか?と最初は疑いながら読んでいましたが、なぜかこのエッセイとは全く関係ない私の忘れていた子供の頃の何気ない思い出が次々と浮かんできて、そんな疑いはどうでも良くなりました。そういう気分にさせてくれたという力がこの本にはあったんですから。
でも私のその頃の記憶はやっぱり点です。線ではつながっていません。でもさくらももこの話はストーリーがあるだけではなくその時に感じた“思い”まで書かれてるんです。そこはやっぱりちょっと気になるんですよね。ふつうはそこまで記憶は残ってるものなんでしょうか?
“点”で記憶が蘇るので、なんでそのなんでもない時の記憶が残っているんだろうって思うこともあります。例えば高校時代にぼうっと眺めていたとなりの校舎の屋上とか。
そういう“記憶”映像はなんとなく“夢”で見る映像と似ているのですが、その見え方もまた人によって違うんでしょうか?
ある本には、“夢”はあくまで今まで見た“記憶”から形成されている、といったことが書かれていた気がするのですが、私にとってはそういう同じ見え方がするのでなるほどと一部は納得できるんですけど。(ただ自分の記憶にはその内容は無かったという夢も見ている気がするので、別の一部はちょっと納得できないのですが、話が長くなるのでとりあえずその話は今日は置いといて。。)
“記憶”と“夢”は本当に不思議で興味深いものです。。
4/16-22's song : DREAMS DREAMS / Talking Moon
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