ドミノ・エフェクト / Gotthard

Gotthardは日本ではあまりメジャーに成りきれていないけど、地元スイスではモンスターバンドといわれるくらいメジャーなハードロックバンド。その理由は聞けば一発でわかるくらい本当にストレートで伝統的なメジャー感のあるハードロックをずっとやっているからです。いやみの無い程度にいい意味で売れ線系な部分も取り入れている所も多くの人に聴きやすくしている理由かもしれません。逆に言えば目新しさや激しさを求めてしまうと若干の物足りなさは無いといえばうそになります。でも本当にハードロックが好きならぜひ聴いて欲しいバンドです。
で、今回のニューアルバム。元々はそのスレていて色気のあるボーカルスタイルからホワイトスネイクを感じさせていたのですが、前回のアルバムから80年代のそれこそ多くの人がイメージする“ハードロックな”ボンジョヴィ色が足されており、今回もその路線からは外れていません。でももっとわかりやすくハードロック好きな人に向けて言えばフェアウォーニングに近い感じです。それはどういうことかと言うと、ギターを前面に出した男サウンドに、哀愁のあるメロディをたっぷりとのせて、色艶のあるボーカルで聞かせてくれるってことです。土っぽさも若干足されているところがフェアウォーニングとの違いでしょうか。
とはいっても実は昨日買ったばっかりなのでまだ全然聴き込んでないのでこれから印象は変わる可能性がありますが、まずはファーストインプレッションってことで。
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6/10-16 This week's song : Heal me / Gotthard
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